社長挨拶

情熱と技術で宇宙を支える

Supporting Space with Passion and Technology
 古家 哲也

コスモテックは設立以来、宇宙分野で蓄積した技術とサービスにより日本の宇宙開発を基盤で支え続け、その発展に寄与してきました。

私たちはこれからも次世代の宇宙開発の夢の実現に向け、一人ひとりが情熱と信念を持って行動し、より高い技術基盤を確立することにより、さらに力強く日本の宇宙開発を支え続ける企業であり続けます。

そして、その確かな技術とサービスを宇宙分野をはじめとする幅広い分野へ提供し、もって社会に貢献していきます。

 1975 年(昭和 50 年)の創業以来、日本の宇宙開発をサポートする企業として種子島宇宙センターをはじめ、宇宙航空研究開発機構殿の各宇宙センターにおける各種設備保全運用業務を主たる事業として展開してまいりました。

 現在特に力を入れているのが、宇宙開発支援事業、高圧ガス関連事業、エネルギー事業の 3 つの事業です。この 3 事業を柱として地域に貢献し、同時に社員の暮らしを豊かにし活気ある地域企業として夢のある明るい社会の実現をサポートしていきたいと考えております。

 宇宙開発支援事業では、種子島・内之浦の射場においてロケット射場整備作業・発射整備作業を、調布・角田等の研究施設においては各種試験運用支援、研究開発支援を、つくば・鳩山においては施設管理業務をそれぞれ請負わせて頂いております。

 高圧ガス関連事業では、液化天然ガス(LNG)プラント向けの安全弁を主としてメンテナンス事業を拡大してまいりました。また、経済産業省より指定保安検査機関の指定を受け、現在では 1 都 2 府 25 県の地域にて保安検査を行えるようになりました。さらに、クリーンエネルギーとして普及が期待できる水素ステーション・LNG サテライトの保守点検も始まりました。

 エネルギー事業では、大分県別府市にて500KW級の地熱バイナリー発電所を設計・施工し、2014 年から売電を開始したことを皮切りに、発電事業者向けに地熱バイナリー発電設備、バイオマス発電設備、太陽光発電設備等のEPC事業を展開しております。

 宇宙開発支援事業に地域企業として参画させて頂き 40 年余り、今後も日本の宇宙開発を基盤で支え、地域社会を構成する一員としての役割を重視し、宇宙関連支援事業で培った技術を活かして「安全」と 「安心」を地域にお届 けするとともに、環境に優しい社会を実現する企業を目指してまいります。今後とも末永いご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

株式会社コスモテック
代表取締役社長
古家 哲也